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【光熱費の節約術】フライパンや炊飯器の「水滴」を拭くだけで月60分の無駄をカット!

見落としがちな「水滴」がガス代・電気代をムダにしているかも?

あなたは料理を始める前に、フライパンや鍋の水滴をしっかり拭き取っていますか?
実はこの「たった一手間」が、ガス代や電気代といった光熱費をじわじわと圧迫しているかもしれません。

調理前、洗ったばかりのフライパンに水滴が残っていると、油を入れた瞬間に油がはねる危険がありますよね。
そのため、多くの人が水滴が蒸発するまでコンロの上で加熱してから調理を始めています。

しかしこの「加熱の待ち時間」が、月トータルで60分以上ものガス代を無駄にしているかもしれないのです。

実験!フライパンの水滴が蒸発するまで何秒かかる?

筆者の家にある直径20cmの小型フライパンで実験してみたところ、
水滴が完全に蒸発するまでにかかった時間は約40秒でした。

仮に、1日3回(朝昼晩)この状態で加熱するとして、1ヶ月でどれくらいの無駄になるのかを計算してみましょう。

40秒 × 3回 × 30日 = 3,600秒 → 60分(= 1時間)

つまり、月に1時間分ものガスまたは電気を「水滴の蒸発」のためだけに使っていることになります。
これが大きなフライパンになると、蒸発にかかる時間はもっと増える可能性も。

なぜ水滴を拭くと節約になるの?

フライパンや鍋に残った水分は、「加熱中のエネルギーの一部を“無駄に消費」してしまいます。
乾いた調理器具であれば、すぐに油がなじんで調理をスタートできますが、水滴があるとその分余計にエネルギーが必要です。

また、油を入れた際の危険な跳ね返りも防ぐことができるため、安全面でもメリットがあります。

「水滴を拭くだけ」— 節約効果のある正しいやり方

ポイントは、調理面だけでなく底面もしっかり拭くことです。フライパンの底が濡れたまま火にかけると、火力が弱まり、加熱ムラが出るだけでなく、加熱効率が悪くなります。

また、フライパンに限らず、鍋や片手鍋の側面・底面に水滴が残っていても同様。たとえ数秒の違いでも、毎日・毎食積み重なれば、大きな差になります。

炊飯器の内釜の水滴にも要注意!

さらに見落とされがちなのが、炊飯器の内釜の底に付いた水滴。内釜が濡れた状態でセットすると、底部のヒーターが濡れたまま熱せられることになり、サビや腐食の原因になります。

サビたヒーター部分は加熱効率が落ちるだけでなく、炊飯器自体の寿命も縮めてしまう恐れがあります。

ご飯を炊く前に、内釜の底をサッと一拭きすることで、

  • 錆び防止
  • 美味しく炊ける
  • 長持ちする

という一石三鳥の効果が得られます。

実際どれくらい節約できるのか?

地域やガス・電気の契約プランによって異なりますが、1時間のガス代は平均で約20〜30円程度。電気なら約15円前後。仮に30円として計算すると、1ヶ月で30円×12ヶ月=年間360円の節約。「たったそれだけ?」と思うかもしれませんが、これはたった一つの鍋の話です。

  • 朝昼晩のフライパン
  • 炊飯器
  • 電気ケトル

日常のすべての「水滴」を意識して拭くだけで、年間1,000円以上の節約になる可能性も。それだけでなく、調理器具の寿命も延び、安全性も高まり、清潔も保てる。まさに見えない節約の極意です

まとめ:今日からできる!光熱費と調理器具を守る「一拭き」

  • 水滴を拭かずに加熱すると、毎月60分以上のエネルギーを無駄にすることに。
  • フライパンの表も裏も、鍋の底も、調理前にしっかり乾拭きする習慣をつけましょう。
  • 炊飯器の内釜の底も、忘れずに拭いてサビ予防&長寿命化。
  • 「ちょっと面倒」を乗り越えた先に、賢い節約が待っています。

日々の生活に取り入れやすいこの小さな習慣、ぜひ今日から始めてみてくださいね。

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